静電気で体の中のカルシウムやビタミンCが流出!?『静電気体質』に潜む危険性
2014年1月30日 / 平柳麻衣 / ヘルス ライフスタイル
ドアノブを触る度、人と触れ合う度・・・日常の様々な場面で「バチッ」と静電気を感じるという方、いますよね。「静電気体質なんだよね~」なんて呑気なことを言っている場合ではありません!静電気は人体に様々な悪影響を及ぼしているのです。そこで今回は、静電気にまつわる話をご紹介します。
■静電気体質の人は血液ドロドロ!?
静電気体質の人は、一般的に「自然放電ができない人」(帯電体質)と言われています。人間の体内は、イオンと呼ばれる電気でコントロールされているのですが、健康的な人は体の内側と外側で電気のバランスが取れているので、日頃から上手く自然放電できています。しかし、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどで体内のイオンバランスが崩れている人は、静電気が貯まりやすい「静電気体質」となってしまうのです。
そして血液中のマイナスイオンが不足している人は、血液がドロドロの状態である場合が多いとも言われています。そのため、冷え性や腰痛を抱えている人が多いというのも「静電気体質」の特徴です。
■静電気で体の免疫力が低下する
静電気が人体に与える影響には、以下のようなものが挙げられます。
○カルシウムやビタミンCが10~20%流出する・・・カルシウムが不足すると鉄分の吸収が悪くなるため、貧血になります。また、動脈硬化を引き起こしたり、ガンになる可能性が高まります。
○血糖値が上がる・・・疲れやすい原因になります。
○毛根を弱らせる・・・薄毛の原因になります。
○ストレスが溜まりやすい・・・ストレスが溜まると、ビタミンCの消費量が増えます。
○空気中の埃やダニを引き付けやすい・・・化膿性の皮膚炎を引き起こす場合もあります。
■静電気を防ぐための裏ワザ
簡単にできる「静電気体質」の解消法をご紹介します。
【ミネラルウォーターを飲む】
ミネラルウォーターはマイナスイオンを摂取するために最適です。とくに寝ている間は体内の水分が奪われがちなので、寝る前後に補給することをおすすめします。
【弱アルカリ性体質になるための食材を食べる】
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムを積極的に摂取しましょう。アーモンド、胡麻、大豆、大根、マグロ、アジ、イワシ、昆布、ヒジキなどに豊富に含まれています。
【柔軟剤を使って洗濯する】
静電気の発生を抑えられます。
【加湿器を使う】
湿度を50%くらいに保ちましょう。
【観葉植物を置く】
観葉植物からマイナスイオンが発生します。
いかがでしたか?
静電気体質だという方は、今日から対策を始めてみてください!