「暗闇の中で、何を伝える?」

暗闇の中で、何を伝える?

毎日、毎日、自分の慣れ親しんだ場所、体、考え方で過ごしている。何も変化がなく、変化はなるべく避けるようにする。それが楽ちんだし、心地がいい。

でも、本当にそれが気持ちいいのか。
心から楽しんでいるのか、それが時々分からない。

何か違うこと、違った価値観、違う体験をしてみたいときもある。
そんな時に、お手軽に、しかし、多少の刺激が伴うイベントがある。

■ DIALOG IN THE DARK (ダイアログ インザ ダーク)

「目以外で何が見えるだろう。」

DIALOG IN THE DARK (ダイアログ インザ ダーク)を知っていますか?

暗闇の中で、人とのふれあい、語り合いのみでコミュニケーションを図る。そんな経験が外苑前でできます。

参加者はグループを組んで、全く光のない中に入って行き、探検し、様々なシーンを経験します。暗闇の中をアテンドしてくれるのは暗闇のエキスパート、視覚障害を持った人です。

何を行うかは、時期によって様々です。この時期であれば、新春バージョン暗闇でのお習字、秋はちょっとした運動会、暗闇でのバーで乾杯、バレンタインバージョンなど、内容は秘密ですが、日常ではなんてことないことが、暗闇ではスペシャルな体験となります。

■ 人の温かさの大切さ

このイベントは1988年にドイツで生まれ、その後世界30ヶ国、130の都市で開催され約10万人が参加しています。

視覚障害者の気持ちになろう、なんてそんな、だいそれたことじゃなく、視覚が遮断された時に生まれるコミュニケーション、むき出しの個性でふれあう、そんな場所です。何も話さなければ、存在しないのと同じになってしまう。人の温かさに触れていないとたちまち不安になったり、必死に存在を表現するときに新しい自分に出会ったり、とにかく経験してみなければ分からない。そんなエンターテイメントアクティビティです。

自分が外でまとっていた鎧、見た目で感じていた人の印象、偏見などが取っ払われ、本当の自分の個性が出てしまう場所。そこではきっと、心と心の距離がうんと近くなってしまいます。終わったあとに、顔を合わせて、そこでどんな事を感じるのでしょう。

慣れ親しんだ友人と参加するのもよし、ハードルをあげて全く知らない人たちと経験するもよし、新しい自分の個性、人の温かさに出会いませんか。