○○が近づくと体調不良??夏~秋にかけて起きる体の不思議


今年は10月に入ってから台風が日本列島に近づいたり、上陸する回数が例年より多いですね。台風が近づいてくると、頭痛に悩まされたり、呼吸が乱れたりといった体調不良を引き起こすという方がいます。中には、天気予報を見なくても台風が近づいていることがわかるという方までいるとか。それは、ただの直感や勘違いなどではなく、「気象病」という学問的にも認められている病なのです。

 

体の不思議

 

■低気圧が「気象病」を招く

雨の日は、晴れや曇りの日に比べて気分が上がらず、古傷や腰痛などの持病が痛んだり、なんとなく体がだるい・・・といった症状が出ることがありますよね。

雨の日は大気の気圧が下がっていて、酸素が少なく軽い空気が流れます。すると自律神経の中で、リラックス状態を司る副交感神経の働きだけが活発化してしまうため、ボーっとしてしまったり、体がだるいと感じます。
極限の低気圧である台風が近づけば尚更です。台風がやってくると、数時間で一気に気圧が大きく下がるため、自律神経のバランスが崩れ、血行不良などから体調不良を招きます。

その他にも、気圧が低下するとアレルギーや炎症を起こす「ヒスタミン」という物質が体内に増えたり、細胞が膨張気味になるため体がむくんだり、寒暖差に対応できずに動悸、イライラ、目眩、偏頭痛、血圧の異常などの症状が起きやすくなります。また、喘息を抱えている人は症状が出やすくなるので注意が必要です。

 

■腹式呼吸で気象病対策

自律神経に刺激を与えないためには、気圧や気温の変化を感じない場所に留まる必要があります。しかし、台風が近づくたびに丸一日引きこもっているわけにもいかないので、どこでも簡単に自律神経を整えられる方法をご紹介します。

その方法とは、腹式呼吸。学生時代、音楽の授業で歌を歌う時や楽器を演奏する時に「腹式呼吸をしなさい」と言われたことがありませんでしたか?
呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸があり、腹式呼吸は名前の通りお腹で呼吸をして、乱れた自律神経を整える効果があります。

 

【腹式呼吸のやり方】

1. 両手をおへその下あたりに重ねて置き、目を閉じてお腹に神経を集中させる
2. お腹をへこませながら、ゆっくりと時間をかけて鼻から息を吐く
3. 息を吐き切ったら、お腹に空気を入れることを意識しながら、再び鼻から息を吸う
4. 5秒ほど息を止め、もう一度ゆっくり時間をかけて息を吐く
これを10回ほど繰り返すと良いでしょう。

 

いかがでしたか?
他にも、自律神経は「すっぱいものを食べる」といった方法で整えることができるそうです。気象病に悩まされている方は、ぜひ試してみてくださいね!