腸にこびりつく「宿便」なんて迷信!怪しいダイエット法に騙されないで!

宿便

ダイエットに勤しんでいる方は特に、「宿便」という言葉を耳にしませんか?
宿便とは排泄されないで長い間、腸の中にたまっていた便のことを指しますが、巷ではこの宿便を出すためのダイエット食品や断食を始めとする健康法がたくさん溢れています。
しかし、この「宿便」。医学的には存在しないという事実がわかったんです・・・!

■そもそも宿便って??

世の中的で言われている“宿便”とは
「たとえ便通が順調でも腸の中には残った宿便がある」
「腸のデコボコ状の絨毛の間には宿便が残留している」
と言うもの。

あまりにも有名な話なので、ここを読んでいる方でもそのような認識だった人はたくさんいるのではないでしょうか?

■宿便なんて存在しなかった!

しかし、宿便というのは医学用語ではありませんし、また実際、それに当たる「腸壁にこびりついて取れない便」などは存在しないことが、大腸のなかを実際に覗いてみることのできる大腸ファイバスコープの開発などによって明らかになっています。

そもそも腸の内側と言うのは、波打っているような状態でしかも粘液が常に分泌されとてもツルツルしているので、便がこびりつく、又はこびりついてはがれなくなる、と言う状態にはならないそうです。

しかも、腸は細胞の交替が非常に早い組織なので、次から次へ腸の内側の壁は剥がれ、たとえ便がこびりついたとしても、すぐに壁ごと剥がれてしまうそうです。
よって、「宿便」と言うのは理論的にありえないそうです。

また、1万人以上の腸を見てきたという専門医がいうにも、いわゆる「宿便」のある人は今まで一度見たことが無いそうです。

■“断食で宿便が出る”なんて迷信

“断食をすることで腸を空っぽにして、体内に残留した宿便を出す”と言った健康法をよく耳にしますが、これもあり得ない話。
上で書いたとおり、腸は細胞の交替が非常に早い組織なので、次から次へ腸の内側の壁は剥がれるので、たとえ水しか取らなくてもそれらが便として毎日出てくるのです。
ですから、断食してるのに便が出る事は不思議なことではありません。これを宿便だと勘違いしないようにしましょう。

「宿便」自体が迷信だったという事実をおわかりいただけたでしょうか
怪しいダイエット業者や健康食品業者が謳う「宿便」ビジネスにだまされないようにしましょう!