噂の石けんシャンプーの正しいやり方とは・・・?
様々なダメージケアの性能を持ったシャンプーやコンディショナーが販売されている中、「石けんシャンプー」にこだわりを持つ方がいます。「石けんシャンプー」と言うと、髪がキシキシする、指が通らない、石けんカスがフケのように残る、といったような悪評判の方が広く知られているようですが、コツさえ掴めば虜になってしまうほど美しい髪を手に入れられるのです。
今回は、石けんシャンプーの正しいやり方についてご紹介します。

■自分に合ったシャンプーであれば何でもOK
合成シャンプーには香料や保湿剤、防腐剤などといった多くの添加剤が含まれているのに対し、石けんシャンプーは主成分が石けん(脂肪酸カリウム)で、それ以外の添加剤はほとんど入っていないので、髪に優しいのです。
また、シャンプーに使う石けんは、自分の髪に合っていれば液体でも固形でも、浴用石けんやボディソープでも構いません。
石けんでシャンプーをした時のリンスは、酸性のものを使いましょう。合成シャンプー用のリンスはあまり向いていません。専用リンスではなく、クエン酸やお酢、レモン汁などを使うといった方法もあります。
■石けんシャンプーの正しいやり方
1.洗う前にブラッシングをし、髪のもつれをほぐす。
2.シャンプー前にお湯でざっと洗う。
3.石けんを手に取り、泡立ててから頭皮と髪をざっと洗う。
石けんは多すぎない量で、髪が傷まないように素早く洗うようにしましょう。この時、頭皮に付ける前に出来る限り泡立てた方が、髪の毛の摩擦を防げます。頭皮に爪を立てず、指の腹でマッサージをするように優しく擦りましょう。
4.生え際から毛先に向かって勢いよくすすぐ。
石けんカスを残さないよう、短時間で手際よくすすぎましょう。
5.完全にすすぎ終わったら、酸性のリンスをつける。
リンスもなるべく短時間で済ませることがポイントです。髪が長い人は、洗面器の中で髪を泳がせるようにしてつけましょう。
6.ドライヤーをする。
髪が短い場合は自然乾燥の方が良いと言われていますが、長かったり、量が多くてなかなか乾かない時間が長いと、雑菌が繁殖して髪を傷めます。熱で髪を傷めないように注意しながら、ドライヤーを使ってきちんと乾かしましょう。
いかがでしたか?
カラーリングやパーマなどによる髪へのダメージが気になっている方は、石けんシャンプーにチャレンジしてみてくださいね!